日本ではもともと胃がんでの死亡率が一番多かったのですが、近年では肺がんでの死亡率が胃がんを抜いて一番になりました。
急激に増えた肺がんの原因は何でしょう?その原因の一つとして、喫煙率の高さがあげられます。最近のたばこの価格上昇、tasupoの導入で禁煙推奨の傾向は高くなってきましたが、日本の喫煙率は先進国の中でも、上位に入るほどです。
JTの統計によると、日本人男性の喫煙率は40%という調べがあります。最近では女性の喫煙率も上昇傾向にあり、まだまだ喫煙と肺がんの関係性が浸透していないのではないかと思います。
喫煙したからと言って、すぐに肺がんになるわけではありませんが、長い間喫煙することによって確実に癌の発生率が高くなるということがいえます。ここでは肺がんの初期症状や治療、検診についてご紹介していきます。
肺がんの初期症状はとてもわかりにくいといわれています。本人に自覚症状は全くないといってもいいでしょう。それだけに発見が遅れ、治療が困難になってしまいます。
他の癌でも言えることですが、肺がんの早期発見、早期治療は本当に大切なことです。
一般的に言われる肺がんの症状、初期症状は、いつまでたっても治らない咳、胸の痛み、呼吸するときにぜーぜー音がする、息切れなどです。これは風邪の症状とにているために、病院に行かない方も多くいます。また、この症状の他にも、声のかれ、顔や首のむくみなども表れます。
がんが小さいうちは症状が表れにくいため、ただの風邪と思ったりで見逃しやすいものです。会社の健康診断や人間ドッグで発見される場合も多いですし、脳や骨の転移など症状が悪化した時に、はじめて発見される場合も多いです。
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日本での肺がんの死亡率は胃がんを抜いてトップです。喫煙と肺がんの関係性もとても密接です。肺がんは初期症状が自覚のない場合が多く、また風邪の症状と似ているため気づきにくい病気です。肺がんの症状や治療、転移と手術について。肺がんは検診での早期発見が大切です。
Copyright 肺がんの初期症状について 2010